定期検診の必要性
1998年11月号
学生時代、仙台の某安売り店で ソフトコンタクトを購入した女性のお話です。
仙台市内に就職したあと、忙しくて仲々店に行けず 交換のたびに 電話で新しいコンタクトを 注文しては送ってもらっていたそうです。
そのうち、山形出身の男性と結婚して、寒河江市に移住しました。
その後も、一回も見てもらわずに コンタクトは実家の母親に頼んで買いつづけていました。
平成10年5月10日、右目を痛めて 井出眼科に 夜間に急患として来院されました。
みると角膜に大きな潰瘍ができており、コンタクトは大きさも視力もあっていませんでした。聞いてみると、5年以上も 診察を受けていなかったといいます。危うく失明する所でした。
こういうことがありますので、たかがコンタクトと安易な取り扱いはできないことが分かります。
皆さんも三ヶ月に一回の定期検査は守ってください。そして、その際必ず専門の眼科医にみてもらって下さい。