遠近両用のコンタクトレンズ
2007年9月号
目が「脳の一部」「脳の出先機関」と称されるも、目は外部からの情報を脳に伝える重要な器官なのです。見たいもの、見たくないものそれぞれ同時に脳へと送られます。
手元が見づらい、無理に見ようとして目が疲れる。これは年齢とともに瞳の調整力が弱まっている証拠。40歳代後半頃から体感し始めるサインともいえます。そのような方に遠近両用のコンタクトレンズを紹介します。
1枚のレンズ上に遠く用から近く用まであらゆる度数が入っている多焦点レンズです。通常の単焦点レンズより慣れるまで多少時間が必要ですが、慣れることで近くも遠くも見ることができるようになります。