コンタクトレンズのデメリット
2009年2月号
前回コンタクトレンズのメリットを紹介させていただきましたが、目に異物を入れる以上、必ずしも良いことばかりではありません。
血管がない角膜は涙から酸素を取り込むことで呼吸しています。そのため、コンタクトレンズで涙が妨げられると、酸素不足に陥ってしまいます。酸素不足が続くと角膜の細胞が傷み、細菌に感染しやすくなります。そして、角膜の裏側の上皮細胞のはがれや、深刻な潰瘍につながることもあります。
正しくお使いいただいても障害が起きる可能性はありますので、3ヶ月に一度の検査に加え、少しでも異変を感じたら眼科を受診して下さい。