井出コンタクトレンズ

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ソフトコンタクトレンズの分類について

1999年2月号

1999年3月よりソフトコンタクトのFDA分類が日本でも公認導入され、ソフトは原材料の含水率イオン性によって4つに分類されることになりました。この変更でソフトの分類が簡明で大変わかりやすくなったばかりではなく、ソフトと消毒剤との適合性の評価方法も変わって、どのソフトにも用いられる一種類の消毒剤が出るようになりました。(しかしどれにでも用いられるので、あるソフトには一寸不十分だという感じがします)

 私が考えますに、アメリカでは殆どが使い捨ての時代であり、半年、一年と同じソフトを装用しているために起こる蛋白質の附着といった汚れは余り問題にならないではないでしょうか。

 1日、1週、2週で新品と換えて行くのであれば、蛋白の汚れは余り問題とならないのかも知れません。

 井出コンタクトでは長期ソフトコンタクトを装用中の方は、消毒剤は一剤といっても蛋白除去剤も同時に差し上げることが殆どです。また装用感が落ちた時にはおいでいただけば、検査の上、必要であれば蛋白除去をします。