定期検査
1999年6月号
コンタクトの処方箋は眼科医にみてもらい、その上で書いてもらって下さい。眼科医が望ましいというのは、「婦人科の病気は産婦人科の先生にみてもらった方が安心」というのと同じです。
また古い処方箋でいつまでもコンタクトを作っている人がいますが、気がつかないうちにご自分の目に合わないコンタクトを使っているようになります。コンタクトを新しくする時も必ず眼科医に診てもらって下さい。
また日本眼科医会では、患者さんの目を守るためにコンタクトによる副作用が起こらないように目を光らせています。眼科医の処方したコンタクトであっても、いろいろな原因で合併症を起こすことがあるのです。特に今日のようにコンタクトが著しく普及し、使い捨てコンタクトが増えた現在ではなおさらです。従ってコンタクトが古くなくとも３ヶ月毎の定期検査を受けるようにおすすめします。
定期検査は自由診療ですので、健康保険は使えません。従って料金をいくらに設定するかは眼科によりまちまちです。井出眼料での定期検査は無料でやっています。ただし検査の結果、「目に傷がついている」などの理由で点眼治療をするように指示された人は料金がいります（これは病気なので健康保険がききます）。
