コンタクトが合わない方は
2001年10月号
暑かった夏も過ぎ、だんだん朝夕と冷え込むようになり秋めいてきました。食欲の秋、読書の秋とみなさんどのような秋をお過ごしですか？ところで、４０才ぐらいの方で、最近今までのコンタクトで新聞が見にくくなった、お買い物の時値札が見にくくなったとか、感じた時はありませんか？そういう方のためには、遠近両用のコンタクトがあります。メーカー側も将来の有望市場と見込んで、売り込みに力を入れているようです。当店にも、雑誌の広告などを見られて、遠近両用コンタクトを是非試してみたいというお客様がおいでになりますが、検査してみると、なんと過矯正のコンタクト（自分が必要な度数より、強いコンタクト）をお使いの方が多いことか！年齢と共に、調節力は落ちてきますので、ましてや過矯正のコンタクトでは、近くが見にくくなってきます。私どもでは、近くが見にくいとおいでのお客様で、強めの度数のコンタクトを、お使いの方にはまず第一にお使いのコンタクトの度数を下げてみては如何ですかとおすすめしています。
最初は視力表の1.2が見えないとかおっしゃいますが、その分近くは、見やすくなってきます。普段の生活に困らなければ数字の結果にこだわらなくとも、よろしいかと思います。
遠近両用コンタクトは、普通のコンタクトより高価になっております。すぐに、遠近両用コンタクトをお使いになる前に、老眼の始まりでしたら今お使いの、コンタクトが適当な度数なのか確認なさってからでも遅くはないかと思います。
