立体視のしくみ
2004年2月号
暦の上では大寒。ここ山形は本当に寒さ厳しい日が続きます。そんな日々の晴れた日の休日は、とっても心地よい開放感に満たされ、大嫌いな雪とも思わず遊んでしまいます。雪と上手に共存していかなければ、この山形の冬は越せません。
今回は立体視のしくみについて、簡単にお話したいと思います。 人間の眼は、日常はしばしば錯覚を起こしています。例えば①の図形、一見、立体的に見えますが、実際は平面に描かれたものにすぎません。 これは視覚が関わっているからです。
★ 両眼の視差
片眼ずつ眼をつぶり、それぞれの眼で見た物体を覚えておいてください。微妙にずれているのがわかると思います。これを両眼の視差といいます。これは眼と眼の間が数cm離れているため、わずかに異なったものを見ているのです。この両眼視差が立体感を感じさせる効果を与えているそうです。
★ Let’s try 3D!! ~ 視差を利用した立体感 ~
視点を中央に寄せ、画面よりも近くを見るつもりで見て下さい。いろんな形が立体的に見えてきませんか。 見えるまで慣れがありますので、少しずつ練習してみて下さい。