井出コンタクトレンズ

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コンタクトの汚れ

2003年4月号

 花の便りがあちらこちらから聞こえてくる季節となりました。朝夕の冷え込みはまだ厳しいですが、日中の太陽の暖かさは雪だけでなく寒くこわばっていた心さえも溶かしてくれるそんな心地よさを感じる今日この頃です。

 今回はコンタクトレンズの汚れについて簡単にお話してみたいと思います。

☆ コンタクトレンズの主な汚れの原因は?


 コンタクトレンズに付着する汚れの主成分はタンパク質、脂肪、カルシウム、ムチンなどの成分です。特にソフトレンズは水分を含むレンズなので中に水分と一緒に汚れも取り込んでしまいます。大体の汚れはたん白除去剤で処理すれば落ちるようです。カルシウムの汚れは、一度付着するとなかなか落ちにくいようです。

☆ コンタクトレンズが汚れてくると


 汚れがひどくなるとレンズは白く濁ってきます。(人によっては黄色く変色します)

 汚れの付き方は様々で、大体が全体が白っぽく濁ってきます。中には中心部のみ丸く白濁したり、周辺部が白く汚れたり、白い米粒のような汚れもあります。ソフトコンタクトレンズの場合は、黄色く変色しレンズが丸まってきて装用しにくくなります。いずれも汚れがひどくなると視界はくもり、乾燥感、異物感が出てきます。症状が痛み、メヤニが出る、充血、腫れぼったい等に変わった時は要注意です。すぐにコンタクトレンズの装用を中止し、必ず眼科医の診察を受けて下さい。症状が軽いうちに受診していただければ早く治りますが、無理な装用をしつづけると治るのにかなりの日数を要します。いずれも早めに対処してみてはいかがでしょうか。

☆ コンタクトレンズのケアは大丈夫?


 コンタクトレンズを使用しつづけると上でとても重要なことは清潔であるということです。直接体に身に付けるものですので、毎日皆さんが下着を着替えて洗濯をすることと同じと考えていただければ、より納得していただけるのではないでしょうか。

 ソフトレンズ・・・ケア用品は以前の煮沸消毒から改良されて、つけ置きのケア方法に変わっています。当店でのおすすめ商品は、こすり洗いのいらない1ステップつけ置きケア方法です。簡単かつ洗浄効果に優れたケア方法です。

 ハードレンズ・・・従来通り、つけ置きケア方法です。今現在、販売されているケア用品で、洗浄保存液とたん白除去剤が一緒になった液がおすすめです。また、ハードコンタクトレンズの強力な汚れの除去方法の一つとして、塩素系の洗浄液があります。一例として「プロ―ジェント」です。こちらは使用できるレンズとできないレンズがありますので、説明書を十分に読んでからご使用下さい。

 今現在、販売されているコンタクトレンズは、いずれも品質が良くなってきています。上手に使用すれば長く快適に使用することが出来ると思います。みなさん便利なケア方法を活用して安全に快適にご使用下さい。